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夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを雲のいづこに月やどるらむ (2020-08-14)
夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを雲のいづこに月やどるらむ(なつのよはまだよいながらあけぬるをくものいずこにつきやどるらむ)
【意味】夏の夜は短いのでまだ宵だと思っているうちにもう夜が明けてしまった。
いったい月はこの雲のどこに宿をとっていたのだろうか。
*これも百人一首です。
作者は清原深養父(きよはらのふかやぶ)、清少納言の曽祖父です。
宵は日が暮れてから夜中に至るまでの頃ですが、宵なのに夜が明けるというのは夏の夜の短いことを誇張して言ったものです。

月も見えなかったので、夜明けがいっそう早く感じられたのでしょうか。