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春過ぎて夏来にけらし白妙の 衣ほすてふ天の香具山! (2020-07-31)
春過ぎて夏来にけらし白妙の 衣ほすてふ天の香具山(はるすぎてなつきにけらししろたえのころもほすちょうあまのかぐやま)
【意味】春が終わって夏がやってきたらしいよ。
夏には真っ白い衣が干されるというので香具山にも白い色が緑に映えていることだ。
*これからしばらく短歌を読んでみましょう。
百人一首に作者が持統天皇とあります。
万葉集では「春過ぎて夏来たるらし白妙の衣ほしたり天の香具山」という表現で出ています。
季節感がよく表されていますね。色彩もはっきりしていて、情景が浮かびやすいと思います。